■第30問　【「厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付に係る時効の特例等に関する法律」が適用される場合を除く】
保険料その他、厚生年金保険法の規定による徴収金の納入の告知又は第86条第1項の規定による督促は、民法第153条の催告に関する規定にかかわらず、時効中断の効力を有する。

■答え：○

■解説：法92条3項
保険料その他厚生年金保険法の規定による徴収金の納入の告知又は法86条1項の規定による督促については、催告は6か月以内に裁判上の請求等の手続きをとらないと時効中断の効力を生じない旨を定めた民法153条の規定にかかわらず、時効中断の効力を有することとされている。

■第29問　【「厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付に係る時効の特例等に関する法律」が適用される場合を除く】
年金たる保険給付を受ける権利の時効は、当該年金たる保険給付がその全額につき支給を停止されたときは、中断する。

■答え：×

■解説：法92条2項
年金たる保険給付を受ける権利の時効は、当該年金たる保険給付がその全額につき支給を停止されている間は、進行しないこととされている。

■第28問　【「厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付に係る時効の特例等に関する法律」が適用される場合を除く】
保険給付を受ける権利は、5年を経過したとき、時効により消滅する。

■答え：○

■解説：法92条1項
保険給付を受ける権利は、5年を経過したときは、時効によって、消滅する。

■第27問　【「厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付に係る時効の特例等に関する法律」が適用される場合を除く】
保険料以外の、厚生年金保険法の規定による徴収金を徴収する権利は、2年を経過したとき、時効により消滅する。

■答え：○

■解説：法92条1項
保険料その他厚生年金保険法の規定による徴収金を徴収し、又はその還付を受ける権利は、2年を経過したとき、時効によって、消滅する。

■第26問　【「厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付に係る時効の特例等に関する法律」が適用される場合を除く】
保険料を徴収する権利は、2年を経過したとき、時効により消滅する。

■答え：○

■解説：法92条1項
保険料その他厚生年金保険法の規定による徴収金を徴収し、又はその還付を受ける権利は、2年を経過したとき、時効によって、消滅する。