平成26年度-健康保険法 第45問

■第45問 5月25日が出産予定日(多胎妊娠ではない。)である被保険者が、同年3月20日に勤務していた適用事業所を退職し、被保険者の資格を喪失した場合、資格喪失日の前日において引き続き1年以上の被保険者期間(任意継続被保険者期間、特例退職被保険者期間又は共済組合の組合員である期間を除く。)があれば、資格喪失後に出産手当金の継続給付を受けることができる。

 

 

 

■答え:×

■解説:法104条
被保険者の資格を喪失した日(任意継続被保険者の資格を喪失した者にあっては、その資格を取得した日)の前日まで引き続き1年以上被保険者(任意継続被保険者、特例退職被保険者又は共済組合の組合員である被保険者を除く。)であった者であって、その資格を喪失した際に傷病手当金又は出産手当金の支給を受けているものは、被保険者として受けることができるはずであった期間、継続して同一の保険者からその給付を受けることができることになっている。
問題文の場合、5月25日が出産予定日であり、産前期間は4月14日(出産予定日以前42日)からとなるため、退職日が4月14日以降であれば出産手当金の継続給付を受けることができるが、3月20日に退職しており資格を喪失した際に出産手当金を受給していないため継続給付を受けることができない。

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